「うちのガッコにはあんまいねーけどな…、聞いてオレん事軽蔑した?」


愛斗くん、諦めたようにため息をつくと、私の腰からさっと手をはなした


そのまま一人で病室に
戻ってしまう


…愛斗くん?


私もどうしていいかわからずとりあえず後ろを
ついて病室に入る


4人部屋なんだけど、私たちが今までうるさかったからかちょうど中には誰もいなかった


「ここ座って」


中に入ると愛斗くんがベッドに座って待っていて私はその横に促される


「さっき今からお楽しみつったじゃん?あれ…」

「えぇっ!もしかして
私に何かするの?」


思わず顔が赤くなって
手で愛斗くんをよける