昼休みになり2階の教室に上がり、まーちゃん
の姿を探すけど教室にはいないみたいだった


もしかして今日学校来てないのかな…中学の時も不定期登校だったみたいだし、高校も出席日数計算しながら休んでそう


とりあえず、教室を出て行く男の子に声をかけた


「あの…奥貫魔裟絵ちゃん、今日学校来てた?」


「奥貫?あぁ…
どうだっけかな」


え?そんなもん?
ちょっとびっくりする


休んでたらフツー
気づくでしょ


「あぁ!いたいた、何?何か伝えとこか?」


ニッて笑って私に
ちょっと近づいてくる


メッシュの入った短めの髪、シルバーの指輪をはめた指が私の顔の横にある教室の入り口の窓にぴたっとはりついた


「…奥貫の友達ってことはぁ、すぐヤらせて
くれるんだ?」


ふうって私の耳に息を
吹きかけて楽しんでる


緊張なのか恐怖なのか
そこから動けない…