「おはよっ!みう、今日はココロの準備して
きましたかぁ~?」


朝教室に入ってくるなりカナちゃんがニヤニヤして私の席に近づいてくる


またアレの話か…


好きだなあ~もう…
苦笑いして、とりあえずハイハイと頷いておく


「下着はどんな…痛っ」


そう言いかけた時、カナちゃんの背後にそっと歩み寄る愛斗くんの影が…


「ちょっとぉ!お尻たたいたの誰っ!愛斗?リュウに言いつけるわよっ」



「朝から耳障りだっつーの、うぜぇから消えて」


愛斗くん笑いながら
カナちゃんのお尻を
もっかいたたく


相変わらず遠慮なし
バチッて音がする


「やだ~今日リュウにも触らせてないのにっ、ホントあんたって最低…」


カナちゃんブーたれながら席に戻っていくけどそんなことにはお構いなしで、愛斗くん肩にかけたカバンを私の席にドサッと置いてにこやかに笑う


「おはよーさん、昨日
ちゃんとオレのこと考
えながら寝てくれた?」