そしたらプルプル横に首を振って、私の肩に
そっと手を乗せる


そしてしっ…と自分の口に人差し指をあてて、横目で私を見た後、植え込みの隙間から二人を観察



しばらくしてやっと
二人が通り過ぎる



「ぷはぁっ…あ~苦しっ息止める必要ないのにまともに息できなかった」



は~とため息つく私を
見てまた笑ってる


「優羽吾くん、何~?」


ちょっと睨むように
して、彼を見る


「いや…みうって何か面白いよな…と思って」


「それバカにしてる?」


「違うって~、隠れてるのかと思えばじっと友達のこと見てるし、一人でしかめっ面したり不安な表情したり…オレみう見てる方が面白かった」


「だって…何かあの二人ってちょっと変な雰囲気じゃなかった?」


「変って?」


優羽吾くん分かってるクセにわざわざ聞くんだ