「愛斗が咲妃のことどうやって決着つけるつもりかは分かんないけどさ…


オレもちゃんと決着つけてからみうと付き合うから…昨日オレひどいこと言ってたよな、ごめん


…でもたまにこうやってデートできたら嬉しい
かな…また来ような」


そう言って
微笑んでくれた


「こんなにいい場所だから休みの日にお弁当持って来て、二人でゆっくりできたらいいね」


何て私も言いながら
小さく頷く


でもそんな約束は
叶うことはなくて


…私たちが
ここに来るのは


これが最初で最後だった