あれから栞は見付からなかった。
私はアイと話していた。
「メグ?彼氏作らないの?」
「彼氏別に欲しくないもん。」
「メグこの高校に入って何回告白された?」
「3回?別にいいじゃん。」
「もしかして栞のお兄ちゃんの事待ってるんじゃないでしょうね。」
「・・・・・。」
「何年前の約束よ。また逢えるとでも思ってるの?」
「逢えるって言ってくれたもん。」
「あんたね・・・。」
「それに男には興味ないの!私の恋人は本で良い。」
「はぁ。まったく呆れるわ。」
アイはため息をついた。
「それに・・・もう大事な人がいなくなるの嫌だもん・・・。」
私は小声で言った。
アイはもちろん聞いていない。
私はアイと話していた。
「メグ?彼氏作らないの?」
「彼氏別に欲しくないもん。」
「メグこの高校に入って何回告白された?」
「3回?別にいいじゃん。」
「もしかして栞のお兄ちゃんの事待ってるんじゃないでしょうね。」
「・・・・・。」
「何年前の約束よ。また逢えるとでも思ってるの?」
「逢えるって言ってくれたもん。」
「あんたね・・・。」
「それに男には興味ないの!私の恋人は本で良い。」
「はぁ。まったく呆れるわ。」
アイはため息をついた。
「それに・・・もう大事な人がいなくなるの嫌だもん・・・。」
私は小声で言った。
アイはもちろん聞いていない。