これは

勇気のいる告白かもしれない

恥ずかしい過去を
こんな形で公開してしまうなんて…

でも
だからこそ今

あえて公表し
その恥ずかしい自分の過去から脱出して
さよならをしなければ!


『常識』とは
その人の物・事に対する見方や価値観で変わるものだ、と思っている


私は自分の習慣を常識だと思っていた


当時、私たち家族はアパート住まい

それも『共同アパート』だ

水場とトイレが共同で風呂はない

幸い入居者が少なかったことで、水場もトイレも私たち家族独占状態だった


…であるからして、しかし、風呂がないアパートに住んでいる私たちは銭湯に通うのが普通だった


そう

普通

風呂がないから銭湯に通う

私のふつう


200円だったのか280円だったのか入浴料は忘れたが、小銭片手に銭湯セットぶら下げて近くの銭湯まで歩いて通う

そして
銭湯に通う頻度


これが問題だ!

我が家は一週間に一度だけなのだ―――!

自宅に風呂があるなら週一でもけっこう

自宅に風呂がなくて銭湯通い週一だなんて問題だっ!


私はそれでも誰しもが週一でしか風呂に入らないのだろうと思いこんでいた

週一入浴は私の常識だったから

風呂は毎日入るということが常識と知った私は

どえらいカルチャーショックに陥ってしまった

それからというもの風呂に入ることを増やそうと、母に相談するも

「金が続かないからダメ」

いとも簡単に却下された

中学にあがると
多少なりとも異性を意識し始める思春期

私はせめて髪の毛くらいは毎日洗おうと狭い台所に立ち、湯沸かし器をフルにつかって洗おうと決意した…が、

母が鬼の形相で私を睨んできた

「ガス代もったいない!」

貧乏というのは常識をくつがえして生きていかなければならない

私はうちの常識がおかしいと気がつくまで
風呂は週一が常識であると疑わずに暮らしてた

ここまで勇気をだしてカミングアウトしたけど、ずっと脈が早いんですけどぉ!

キャー


ちなみにあなたの入浴頻度は

毎日派?
週一派?