なんだ・・・そうだったんだ。 ぜんぶお互いに勘違いしてただけ。 『よかったぁ・・・』 「俺のこと・・・キライ?」 『そんなわけ・・・ナイでしょぉ!』 「じゃぁ、邪魔者は消えまぁす☆」 小笠原くんが屋上を出て行った・・・とか思ってたら、 いきなり ぎゅっ と楠木くんに抱きしめられた。 『楠木く・・・』 「なら・・・いい?」 『ぇ?』