なぜ・・・こんなことに・・・

ごめんねおかぁさんっ
 こんなヤクザ家に滞在するなんてッ





「もうお母様には連絡しておきました☆」

『ぬぁ!!』





なんで3人ともこんなに楽しそうな顔してんのぉ~!?

つかお母さん・・・止めようよ・・・





「じゃぁ、おやすみなさぁい♪」

『は!?』

「? なぁに?」

『なにって・・・みんなで寝るの・・・?』

「そうだよぉ? どーして??」





「どーして」ってアンタッ!

こんな広い家なのに1つの部屋で男3人と女1人でいっしょに寝るなんて!!





『だってッあんたたちっ』



あたしを襲うかもしれないじゃないか!!




まぁ・・・もしかしたら?
もしかしたら、なんですけどね。

そんなことこの3人はしないでショ。





『なんでもないッ』




ばふっ


あたしは布団にくるまった。






『おやすみッ』

「あ、うん おやすみぃ」



    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
 

『・・・ん・・・・・』




ぅ~ん・・・トイレ・・・

てゆーかトイレどこ・・・?





「スー スー スー」

『・・・!?』






なッ!!!

なんか楠木くんがあたしの布団にいる・・・!!!





『ねぇッ楠くん!?』

「ぅ~・・・むにゃむにゃ・・・」





だめだこりゃ・・・・

とりあえずトイレ・・・