「こらっ はなれろぉ!」




ぺりっと楠木くんを引きはがす小笠原くん



「・・・チッ」

『!?』




え!?
楠くんって舌打ちするようなキャラだっけ・・・?






「何の用でしょうか?」

「えっとねぇ~・・・
 ハイ、これパパから!」





そういって楠くんは封筒を黒澤くんに渡した。

ん・・・?「パパ」?

どーゆー関係だ??






『小笠原くん』

「ん?」

『あの2人はどのような・・・?』





小声で聞くと、小声で返事がかえってきた。

小笠原くんは、あたしに耳打ちした。




「ごにょごにょ・・・」