楠木くんの唇が、 どんどん首のほうへと落ちてきた。 ちゅくっ 『んんっ・・・な・・・に?』 「じっとしてて・・・」 あたしの肌を吸い上げる。 チクっと、痛いような、 気持ちいい・・・ような。 「よしっ、 おっけ」 『楠木・・・くん?』 「ぇへへ♪ 家帰ってから鏡で見てごらん~♪♪」 『ねぇ・・・なに?』 「さぁ、帰ろうか!」 うぬ~! 聞いたのに答えてくれない~! 「見たら分かるって♪」