意外と、悠介はカゼだからドアが開くのが遅かったのが幸いだった。 「あ!ねーちゃんのベッド!」 ギシシッ なにを始めるのかと耳をすましていれば、 寝息が聞こえてきた。 えー!? 寝ちゃったのぉ!? 『楠木くん、どーしよぉ・・・』 悠介を起こさないように、小声で話しかけるあたし。 ・・・・・って!! 楠木くん! 顔、近いですッ!! しかもこんなに密着してるから、 すごく・・・・ 心臓がウルサい。