ご近所恋愛





「 ……ねぇ、

どうしたらいいと思う? 」



「 知らねぇよ。」



「 …いっちゃん冷たい。」




…夕方のファミレスで、


これまでの状況を片思い仲間のいっちゃんに相談してみたら、

いっちゃんからは素っ気無い返事。





「 つーか、俺なんかに相談してくんじゃねーよ 」


「 ……。

だって、いっちゃんしか話せる人居ないんだもん。」




親友の彩葉ちゃんと亜斗夢くんは、最近付き合い初めてとってもラブラブ。

そんな2人に、こんな片思いの相談なんて出来っこない…



むくれる私をよそに、目の前のいっちゃんはイチゴパフェを食べる事に夢中。



相談に乗ってくれるお礼に奢るとは言ったけど、まさかいっちゃんがパフェを頼むとは予想外。


見た目が不良なだけに、凄まじいギャップ。

普段よく友達に"萌え"って言われるけど、絶対いっちゃんのほうが"萌え"だと思う……







「 …自分はなっちゃんといい感じだからって、私に冷た過ぎ!!」


「 ーぶっ!?」



八つ当たり気味にそう言うと、"なっちゃん"という言葉にいっちゃんが咽せた。





「 あっ、あいつのことは関係ねーだろ!!」


顔を真っ赤にして(おまけに口元にはクリームをつけて)、いっちゃんがそう声を上げた。

その反応があまりにも可愛いから、思わず私の方が吹き出してしまった。