まぁ、弟が執事になりたいってのには反対。 そもそもこんな根性ナシには務まらないだろうし。 だったら、それを早めにわからせてあげるのが姉の務めだよね。 でも執事来たって、うちじゃ何もやることないと思う。 ま、いても邪魔にはならないか? 「ちなみに途中で止めるってアリ?」 私の言葉に、弟は味方してもらえそうな様子を感じとったらしく、大きく何度も頷いた。