え、まさかまさか。



「ちょっと……

ウソだよね……?」



暁人は否定しない。



私は暁人に詰め寄った。



「暗証番号、教えてよ!!」



そんな私を嘲笑うかのように、暁人は言った。



「俺の誕生日」