ブチンッ 私の感情がキレた。 「出てけ~!! つか、帰れ~~!!」 私の叫び声に、母が来た。 天の助けッ! 「おかあ……」 「杏奈!うるさいよ!!」 怒鳴りつけた母に、暁人が言った。 「奥様、お叱りにならないで下さい。 私が至らなかったんですから。 お嬢様のキュートなお尻が目の前にあったので、つい触れてしまったんです」 うわっ、セクハラ認めちゃったよコイツ。