私が渋々立ち上がると、荷物を抱えた暁人がついてきた。 滞在中は、二階にある弟の部屋へ住んでもらうことになっている。 トン、トン、トン…… 階段を上る途中、 ぷにっ 「なっ何すんのよ!?」 振り返ると、暁人が、こともあろうに、わ・わたしのお尻をつついている! 「せっセクハ……」 「色気ね~…… これ何詰まってんだ?」