「じゃあとりあえず校舎内案内するから、行くか!」 「ありがとう!!」 にこっと微笑んで、渡り廊下を歩き出すハルを見て胸が熱くなる。 目の前にハルがいる… またハルと一緒に入れるんだ…!!! 「怜?どーした?」 歩き出さない私を心配してハルが振り向く。 「何でもなーい!!!」 「おわっ!!」 勢いよくまたハルに飛びつく。 「へへへー!」 「危ねーって!!」 ハルに向かって笑うとハルも口では怒りながら微笑んでくれた。 かわいい!!