純が教室にやってきた。
一言・・・。

『2人とも合格したよ
おめでとう。』

と言って、

私と真理は
2人で抱き合って喜んだ。

それを見ていた先生達は
泣いていた。

だってこんな嬉しい事ないよ。

だって私達が受けた大学は、
純の母校を受けたの。

もちろん私の父が教授で
働いているところ。

だから余計に合格したかった。