シンデレラBOY【完】


「百合…信じてもらえるかわからないけど、聞いてほしい」


私は頷いた


「俺が、今も昔も百合を好きなのには変わりない。それに、確かにアキラから近くで見守ってほしいと言われたけど、"付き合って"とは言われてない。」


「どういう意味?」


「"付き合ってまでそばにいてほしい"とはアキラは言わなかった。つまり、付き合ったのは俺自身の判断。それは、俺が付き合いたいって思ったから。」


「まさか付き合うとは思わなかったけど、百合菜が俺にユウトとの事話してくれた時は本当に嬉しかった。幸せそうな百合菜が見れて」


「アキラ…ユウト…」