<富士野家> 「送ってあげた?」 「はい。あの子が百合菜様ですか」 「そう。俺が守ってあげないといけないんだ…あの子を…それがせめてもの償いになるなら…」 「アキラ坊ちゃま…。では私はここでお休みします。…ん?」 「どうした?春次…」 「このようなところに紙が」 春次はそれを拾った 「アキラ坊ちゃま…これは…」 「どうしたんだよ…春次」 アキラはその紙を見た 「1000万…。」