眼帯×CHOCOLATE

はてさて。

ところで俺は、なんだってこのタイミングで髪の毛を染めているのでしょーか。

「また勝手に脳内進行?」
「あ、やっぱり漏れてんのね」

銀ちゃんには冷たく突っ込まれたけど。挫けずに、前向きに、進めていこうと思います。ほんと、何ででしょう?

因みに今までは、ダークブラウンの落ち着いた感じでした。チャラいのに知的にも見えるー!って、ある一定の層からは人気だったんだけど。割りとお気に入りだったんだけど。まあ、とある理由が御座いまして。

いっちょ答え合わせとキめますか。

でけでけでけででん!


「効果音までやんの?」
「あ、バレた?」

銀ちゃんマジで冷たくね?ブリザードじゃね?俺の周辺だけ氷河期じゃね?そんでもって、どうせこの心の突っ込みもバレてるんでしょーよ!漏れてんでしょーよ!

「うん」
「あ、マジで?」

げっふごふごふ。

こ、こんなやり取りを続けてると、過去篇の二の舞になるぞ銀ちゃん!無駄に長くなるぞ!たかだか髪染めで!いいのかそれで!更にイライラが募るぞ銀ちゃん!

「うるせえよ!」

あ、まーた怒られた。てへ。

「ミツ、いい加減にしろよ?」
「おぅん?…っで!いででででで!ちょ、ギブ!ギブだって…ギギギギギ、ギブミー!」
「は、進歩無し?」

腕ひしぎ十字固めとか、もうこんなとこでかるーく披露して良いもんじゃない技をガチで喰らわされていると。丁度、ブリーチの置き時間のアラームが鳴った。

ヒュウ!神は俺を見捨ててなかった!ありがとう神様!仏様!お代官さまアアアア!

「…チッ」