◆◆◆
はじめて足を踏み入れる白鳳学園。
噂には聞いていたけど、まあホントうちと遜色ないド底辺クソヤンキー校ってのが垣間見えるわ。けど、
「派手にやってくれてるね」
ちょっとだけ違うところもあった。
銀ちゃんの声で辺りを見渡すと、漫画やドラマみたいにキレーに倒れている白鳳学園の生徒。恐らく先輩達の仕業だろう。
「化け物ですかっての!」
改めて関心する。そんな俺に、順番に蹴りを入れていく銀ちゃんと爽。
「ほら、ミッツン行くぞ」
「ぼさっとするな」
「…ウィーッス」
なんか、身内には厳しくね?つか、俺に厳しくね?という嘆きは喉の奥で留める事にした。
「漏れてるけど」
「漏れてんぞー」
「…あ、さいですか」
留められなかった。
残念、俺。ドンマイ、俺。いつもの事だから気にしない。寧ろマジ慣れてきた!
なーんて、誰も突っ込んでくれないから一人でボケ回収をしていたところ。
二階の窓からポーンと人が降って来やがった。え、何このサプライズ。
「つうか危なっ!」
慌てて落ちて来た方に顔を向けると、そこには完全に見覚えのある顔。
はじめて足を踏み入れる白鳳学園。
噂には聞いていたけど、まあホントうちと遜色ないド底辺クソヤンキー校ってのが垣間見えるわ。けど、
「派手にやってくれてるね」
ちょっとだけ違うところもあった。
銀ちゃんの声で辺りを見渡すと、漫画やドラマみたいにキレーに倒れている白鳳学園の生徒。恐らく先輩達の仕業だろう。
「化け物ですかっての!」
改めて関心する。そんな俺に、順番に蹴りを入れていく銀ちゃんと爽。
「ほら、ミッツン行くぞ」
「ぼさっとするな」
「…ウィーッス」
なんか、身内には厳しくね?つか、俺に厳しくね?という嘆きは喉の奥で留める事にした。
「漏れてるけど」
「漏れてんぞー」
「…あ、さいですか」
留められなかった。
残念、俺。ドンマイ、俺。いつもの事だから気にしない。寧ろマジ慣れてきた!
なーんて、誰も突っ込んでくれないから一人でボケ回収をしていたところ。
二階の窓からポーンと人が降って来やがった。え、何このサプライズ。
「つうか危なっ!」
慌てて落ちて来た方に顔を向けると、そこには完全に見覚えのある顔。