◆◆◆
「何だよ、コレ」
銀ちゃんに送られて来たメールを見ながら、俺達は呆然とした。
送り主は、要。
でも、その内容は明らかに違う。添付されている画像は、要と瞳ちゃんが何処かで監禁されているようなものだし、文章は、
>>こいつ等を無事に帰して欲しければ、幹部だけで白鳳学園に来い
何とも腹立たしくなる文字が満載だった。その、一文字一文字を確認して、銀ちゃんと爽の目の色が変わる。
「ねえ、これフザけてんの?」
「ああ、フザけてんな」
「?!」
バキバキと指の骨を鳴らしながら、ゆらりと立ち上がる二人。その、尋常じゃない様子に思わず制服を引っ掴んだ。
「ちょ!ちょっと待った!コレ完全に罠じゃね?!確実に罠じゃね?!」
普段なら銀ちゃんがストッパー役なのに、瞳ちゃんまで巻き込んでしまった事が許せないのか、バチ切れしている。
うん、これはもう俺が止めるしかないよね。頑張るしかないよね。
だってこのままいくと、二人が通った後は屍の山になりそうだもの。屍処理班になりそうだもの。誰が?俺が。
「一旦落ち着こう!取り敢えず座ろう!作戦を練ろうよ!なあ、銀ちゃん!爽!」
「何だよ、コレ」
銀ちゃんに送られて来たメールを見ながら、俺達は呆然とした。
送り主は、要。
でも、その内容は明らかに違う。添付されている画像は、要と瞳ちゃんが何処かで監禁されているようなものだし、文章は、
>>こいつ等を無事に帰して欲しければ、幹部だけで白鳳学園に来い
何とも腹立たしくなる文字が満載だった。その、一文字一文字を確認して、銀ちゃんと爽の目の色が変わる。
「ねえ、これフザけてんの?」
「ああ、フザけてんな」
「?!」
バキバキと指の骨を鳴らしながら、ゆらりと立ち上がる二人。その、尋常じゃない様子に思わず制服を引っ掴んだ。
「ちょ!ちょっと待った!コレ完全に罠じゃね?!確実に罠じゃね?!」
普段なら銀ちゃんがストッパー役なのに、瞳ちゃんまで巻き込んでしまった事が許せないのか、バチ切れしている。
うん、これはもう俺が止めるしかないよね。頑張るしかないよね。
だってこのままいくと、二人が通った後は屍の山になりそうだもの。屍処理班になりそうだもの。誰が?俺が。
「一旦落ち着こう!取り敢えず座ろう!作戦を練ろうよ!なあ、銀ちゃん!爽!」