眼帯×CHOCOLATE

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それから、何やかんやの何やかんやで。…あ、そこ!お得意の端折りとか言わない!まさにその通りだから!作者の怠慢だから!アイツ怠惰の罪だから!ゲフン!

現在、


「……謎に、歓迎パーチー開いてます」
「でひゃひゃひゃひゃ!ミッツン誰に言ってんだあ~?」

缶チューハイ片手に、デロンデロンになっている爽に銀ちゃんが溜息を吐く。

「誰、酒持ち込んだの…」

おう、全くだ。俺達未成年だっつーの。ヤンキーだけどその辺はちゃんとしてんの。

「あ、ボクっス!」
「って、お前かよオオオオオ!」

本日、一番の俺のツッコミが部屋全体に轟いた。そして、本日一番の鉄拳が俺の顔面に飛んで来た。

「ミツ、うるさい」
「ずみまぜん」

「あはは!先輩達ホント面白いっスね。大丈夫っすよ?アレ、ノンアルコールなんで」
「ファッ?!ノンアルコールでなんで酔ってンだよあのハゲ!まぎらわシッ!」
「だから、うるさいよミツ」
「…あイて!」

こんな、コントみたいなやり取りを見て。参加して。虹は楽しそうに笑っている。まあ、なんだ。弟が出来たみたいでいっか…


「ちょっと充、アンタ下まで声響いてたわよ」

手に飲み物と、丸い大きなケーキを持って要がドアを蹴破って入って来た。蹴破って。ここ、大切な事だから二回言うな?

「うちの可愛い妹だけは、くれぐれも怖がらせんじゃないわよ」
「…い、もうとお?」