私は小さな巨人に恋をした――

「じゃ……いくよ」










ゴクリ












タカが息を飲む音が手から伝わってくる。









そっと塞いでた手をどけると、ゆっくり顔を傾けながら近づく…………













チュッ









熱の為か乾燥した唇の感触と、熱い息遣いにそっと目を開ける………







しちゃった…


高広とキス……









そう思った瞬間に、タカとばっちり目が合った。






なんか、妙にとろんとした眼差し………