ゴチン! 「痛ってぇっ!」 ぶつかるっ!と思った瞬間、咄嗟に顔をひいてしまった私………おかげで、私の頭とタカの鼻が見事にぶつかったのだ。 「ばっか、俺また鼻血出ちゃうじゃんか~……あ~痛って~」 「………の?」 「何?」 「どっから聞いてたのよ」 私は、痛いよりもそっちしか頭になかった。 タカ自身に聞かれてしまったことがショックだったから……… 「ん~……」 鼻を摩りながら、ちらっと私を見たのがわかった。 「いつになったら私のこと、女の子として見てくれるの?」 「最初から!?」