外が涼しくなるまで頑張ろうと始めたテスト勉強。 噴出していた汗はおさまってきたものの、体の火照りは取れないまま。 隣で走るシャープペンシルの音を聞きながら、咲夜さんとのやり取りを思い出していた。 嫌われないような仕草だったかなとか。 あの時、こうやって返事すればよかったかなとか。 1人でぐるぐると反省会。 そして思い出すのは、炭酸のきいた甘酸っぱいレモンの味・・・。