スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*




そしてそのままひかる君の腕の中に収まった。





「ちょっ…何す―――」



「ずっと好きでした、桃さん」






………えっ??



慌ててひかる君の顔を見ると、すごく顔が赤くなっていて。


あたしも顔が真っ赤になる。







「初めて桃さんを見たときから、ずっと気になってて…」



「ひかる君……

ごめん…………」







そう。


あたしはひかる君の気持ちに答えることは出来ないんだ。






「あたし、遼平さんが好きだから……」






あたしはひかる君の胸を押して、ひかる君から離れた。







.