「――――――っ…!!!!??」 あたしは口をふさいだ。 それって… そういうことだよねっ!? 顔がさらに熱くなっていく気がする。 「さて、帰るぞ桃」 「へっ………!?」 「だから、家にだよ。 お前、制服のままだし」 遼平さんは涼しい顔をしたまま、 車の鍵を掴んだ。 なんか…… 悔しい。 「遼平さんの…バカ……」 あたしは赤くほてった顔を隠しながら、遼平さんと一緒に部屋を出て行った。 .