でもでも……!! 制服ちゃんと着てるよ!? 「あ、ちなみに… 桃から誘ってきたんだからな?」 「ななな―――っ…!?」 あっ…あたしから……?? 思い出せない事実に、顔が赤くなる。 もう恥ずかしすぎるっ!! あたしはふとんの中に隠れた。 「なあ、桃…」 「―――――――っ」 恥ずかしくて、顔が出せないし、話せないし!! でもその感情は、 遼平さんの一言によって掻き消された。 「ごめん…… 今の冗談だから」 .