状況が読めない俺に対して、 「桃のお願い聞いてよおっ!!」 顔を真っ赤にしてニヤける桃。 というかもはや、普段の桃ではなくなってるけどな。 ふと気づくと、 俺の視界には、桃と天井しか映っていなかった。 ……やっと分かった。 俺は桃に押し倒されてるんだ。 さっきの衝撃は、桃が俺をベッドに押し倒したときのモンだったんだ。 「マジかよ……」 俺は軽くため息をついた。 なんか…… この状況、ヤバくね……? .