「コイツ………」 ぜってーに寝相悪いな。 「しょーがねーな、桃は」 俺は下に落ちた布団を拾いあげた。 そして、布団をかけようとした、その時――― ―――ガバッ…!! 「おはよ〜っ!!りょーへいしゃんっ♪」 「は…………?」 突然、桃が飛び起きてきた。 しかも、ガンガンに酔った状態で。 顔は赤いし、 滑舌悪いし、 マジでただの酔っ払いじゃんか。 .