―――――… ―――――――…… 「…よいしょっと」 俺は桃をベッドに寝かせた。 桃の顔は真っ赤で、泥酔している。 ………ぜってーコイツに、 酒呑ませないほうがいいな。 「さーて…」 どうすっかな。 桃、家に帰らせねーといけねーし。 かと言って、 この状態のまま、家に帰らせるのも悪い気するし。 せめて、 桃が酒に強かったらなあ……。 .