「そうだ桃さん。 せっかく家に来たんだし… ご飯、食べて行ったらどうだ??」 「へっ!?」 あたしがしんみりした空気に浸っていると、遼平さんのお父様がニコニコしながら言ってきた。 お母様もうんうんと頷いている。 「……いいんですか??」 「もちろんよ!! 桃さんとたくさんお話したいし」 「食べていきな、桃」 お母様も遼平さんも賛成している。 どうやら、 あたしは菅谷家でのお食事に参加することになりそうです……。 .