「何でまいちゃんが海とキスしてんのー!?」 ズキン 質問攻めにあい戸惑うあたし。 「ちょっと!…」 ガラッ 騒いでいた女の子たちはそのドアに目を向けた。 「あっ…」 「きゃあー! 海くんに空くんだっ♪」 ダルそうに教室へと足を運ばせて来る双子。 昨日のことを思い出して顔を赤らめるあたしを女の子たちは見逃さなかった。