夏恋~それは永遠に~

こいつの頭、どうにかなってんじゃないのって思った。


「しょうがないじゃん。出来ちゃったんだから」


「・・・しょうがない」


「望まないのに妊娠させたのは、俺のせいだから。責任はちゃんと持つ」


「責任・・・」


しょうがない、責任・・・


「やっぱり私、一人で育てる」


「菜々・・・」


「しょうがないとか、責任とかで一緒に居て欲しくない!確かにこの妊娠は望んだものじゃなかった。でも出来ちゃった以上、私はこの子に愛情を感じてる。だから、愛情もないのに一緒に居て欲しくない!」


私はいつの間にか、声を張り上げてた。


お金があったって。


こいつと一緒に居ることで、苦労なく生活出来たって。


愛情がなかったら、この子は幸せになれない。


だったら、どんなに大変でも。


いっぱい愛情注いで、私が一人で育てる。