夏恋~それは永遠に~

「あの、もう一回言ってもらっていいですか?」


私は今言われたことを確認すべく、もう一回聞いた。


「だから、一緒に育てよ?」


ニッコリ笑って、充留はそう言った。


「何言ってんの?あんた、正気?」


「ひどいな~俺マジで、本気だよ?」


「信じられるわけないじゃん!ナンパしてきた男だよ。一人で産んで、育てた方がマシ」


「だから、一人じゃ無理だって」


「無理でもなんでも、やってみせるから」


「今現在の、菜々の経済力じゃ無理だって」


「・・・それは。でもあんただって、働いてるわけじゃないんでしょ?」


「働いてなきゃ、こんなとこ住めないよ」


「・・・働いてるの?」


「信じられない?」


こくこくと、私はうなずいた。