夏恋~それは永遠に~

「ただいま」


「あっ、おかえり」


ちょうどカレー粉が溶けて、少しだけ火を入れたときに充が帰ってきた。


「頭痛いの治った?」


後ろから私の額に手を伸ばして、充が聞いてきた。


「うーん。まだ痛い」


「熱はないしな」


「大丈夫だから、心配しないで。それより、着替えて来て」


「ああ。そうだ、ドレッシング」


「ありがと。これでサラダが食べれる」


「雨だから、外に出たくなかったんだろ?」


「正解」


菜々が、照れたように笑った。


「さっぱりしたのって言うから、俺の好みだぞ」


「買って来ていただいたものに、文句はいいません」