夏恋~それは永遠に~

「あの、菜々さん?」


「ぎゅってして?」


菜々は俺の膝の上に、ちょこんと座った。


「早く」


「うん」


よくわかんないけど、菜々の腰に手をまわした。


菜々の髪から、シャンプーのいい香りがした。


俺が菜々を抱きしめると、菜々はアイスの蓋を外した。


「菜々、俺仕事出来ないじゃん」


「当たり前じゃん。これがバツだもん」


「これって?」


「充に後ろから抱きしめてもらって、アイスを食べるの」


「なんで?」


「温かくして食べるって言ったでしょ?」


「そーゆーこと」