夏恋~それは永遠に~

「ありがと、おばあちゃん」


おばあちゃんの優しい声が、心に響き渡った。


きっと、また私たちのもとに来てくれる。


それがいつのことになるか、わからないけど。


おばあちゃんの言葉は、私に勇気をくれた。


「ばあちゃん、いいこと言ってたよな」


「うん」


私と充は、充の実家に泊まった。


「ボケは始まったけど、まだまだ生きるなあれは」


「もっと生きてくれないと」


「そうだな。ひ孫、見せないと」


「うん」


「きっとまた来てくれる」


充は私と自分の手を重ねて、私のお腹にそっと置いた。


小さな命が、また私たちのところに来てくれるのを祈って。