夏恋~それは永遠に~

「二人で乗り越えなきゃいけない試練しか与えない」


「ばあちゃん」


「だからね、夫婦関係が上手くいってないと乗り越えられないんだよ」


「そうだね」


「だから、意地悪なんだよ」


「ほんとだ」


「あんたらは、大丈夫。とっても仲がいいからね」


「ありがと、おばあちゃん」


「すぐさ。きっと」


「うん」


おばあちゃんの笑顔を見てたら、なんだか泣きそうになった。


「泣くんじゃないよ」


そう言って、少ししわのある手で私の頬を触った。


「また私のお腹に来てくれるよね?」


「ああ。来てくれるよ」