夏恋~それは永遠に~

「産めるかな?」


「大丈夫」


おばあちゃんが私のお腹に手を置いた。


「きっとまた来てくれるよ」


「うん」


「生きてれば、辛いことの一つや二つは絶対に来るんだよ」


「そうだね」


「よく言うけど、神様は乗り越えられない試練は与えないんだよ」


「うん」


「でもね、神様って意地悪なんだ」


「意地悪なの?」


「一人のときは、一人で乗り越えられる課題を与える」


「うん」


「でもこうやって、二人になったときは」


おばあちゃんが、充と私の手を取った。