夏恋~それは永遠に~

お茶碗によそって、私に渡してくれた。


「食べて」


「ありがと」


充はいつも笑顔だった。


きっと私と同じ、悲しいはずなのに・・・


一口食べた。


温かい味がした。


「おいしい」


「よかった。菜々に食べて欲しくて、さっきネットで一生懸命調べたんだからな」


そう言って、充も食べた。


「調べたって。そこは、何にも見なし作ったって言わなきゃ」


充に向かって笑おうとした。


「菜々・・・」


でも出てきたのは、涙だった。


ふわっと、充の匂いに包まれた。