ゴゴゴゴッ 低い地鳴りがした瞬間に二人は力を火口に向け噴出した 金色にも似た神力が火口を覆う 晶と浩一は冷や汗をかき、その両手は小刻みに震えていた 身体にとてつもない圧力が感じられ、立っているのが精一杯だった