リビングに戻るとテーブルには赤いチェックのランチョンマットが敷かれ、スプーンとフォークが置いてあった 晶は両手にシチューの入った器をそのマットの上に置く 「あたしも何か手伝おうか?」 「いいから、いいから~、彩名わ~座ってて~!」 晶は軽い足どりでまたキッチンへと戻ってバスケットに入れた数種類のパンを持ってきた