放課後 「彩名、図書館行くだろ?」 「うん。ちょっと用事があるから先に行ってて。」 「用事って?」 「ちょっとね。すぐに向かうから待ってて。」 そう言うと彩名はカバンを持ち教務室へと足早に歩いていった 「まあ、いっか。先に行ってるか。」 俊は彩名とは反対方向の図書館へと向かった