「好きです」





裏庭に呼び出され、告白されるのはもう何度目だろうか。

結局、あたしの見た目しか見てないくせに。女を飾りとして、性欲処理としか思ってないくせに。

どうしてそんなに簡単に「好き」だなんて言えるの?

その甘い言葉も
その熱い視線も

全て嘘なんでしょう?偽りなんでしょう?





だから、あたしは男がキライ