「あぁ」
え・・・・
こんなの・・・
先生は笑いもせず、真面目な顔で答えた。
本気?
私はいろいろな思いを抑え込んだ。
「でもホントに大丈夫?真っ赤だよ?」
「ホンマに?・・・マジしんどいわぁ~」
「なんで?風邪で?」
「いや、違うけど・・・」
私はこれ以上詮索できなかった。
やっぱり恐い。
なんで?なんで泣いたことを正直に言うの?
私に関係があるから?私のせい?
なんでしんどいの?
私は腫れぼったい先生の顔をそれ以上見れなかった。
そうしていると、先生が口を開いた。
「あのさぁ・・・」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…