「高校生っても、うちらと先生は3歳しか違わないんだよ!?大学生になったら1年と4年なんだよ?・・・それでも駄目なの?」

私はムキになって問い詰めた。


「大学生になったら話は別。でも女子高生なんて眼中に無ぇよ」

「・・・。」


それ以上何も言えなかった。



ただ先生が憎らしくて。


それでも、どこか愛おしくて。


大嫌い・・・なんて思っても嫌いになりきれない。



今きっと、絵梨もこんな気持ちなんだろうなと想像した。




好きだから仕方ないんだよね。



心のどこかで期待してる。先生の言葉は、本音じゃなかったって。